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BANKSからのお知らせと記録

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2023 . 8

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BANKS RIVERSIDE MARKET “中之島なつまつりと川のほとり夕市” 

 

日  程:2023年 8月 28日(月)

会  場:NAKANOSHIMA BANKS ”堂島大橋南詰遊歩道”

時  間:17時 00分 – 21時 00分

備  考:荒天の場合は中止となる場合がございます。(本ページにて告知します)

協  力:大阪スケジュール

インフォ:NAKANOSHIMA BANKS

 

「BANKS RIVERSIDE MARKET」は2014年、中之島バンクスのテナント有志を中心にスタート。

 

朝採れ泉州野菜の直販を中心に毎月定期開催を行って参りましたが、2020年の感染症拡大以降は不定期開催、他の催事への参加やコラボ開催が中心となりました。

 

今回は6月の夕市に続き、協賛イベント「中之島なつまつり2023(大阪国際会議場1階広場)」との同時開催の夕市を企画いたしました。出店ラインナップは随時、本ページにて更新して参ります。

 

 

[ 更新日現在の情報です]

お客様各位

 

平素は中之島バンクスの各店舗並びに自遊広場をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

非常に強い台風7号の接近により、本日15日(火)は、営業予定が変更となる見込みです。

 

 

<TENANT>

Patagonia Surf Osaka/Outlet臨時休業

NAKANOSHIMA TERRACE #AND ME店休日

THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE臨時休業

&ISLAND NAKANOSHIMA臨時休業

BAR BANKS & ROSIER CRUISE SERVICE|店舗へ直接、お問い合わせください。

 

<EVENT>

中之島の精霊流し開催中止

 

11時00分現在、大阪市内には大雨・暴風・波浪警報が発令中です。

くれぐれも、ご用心並びに最新情報の取得、適切な防災対策をお願いいたします。

 

尚、大阪管区気象台のホームページでは、最新の気象情報だけでなく、防災に関する総合情報が網羅されております。

https://www.jma-net.go.jp/osaka/

台風7号接近の影響で、本年度の「中之島の精霊流し」につきましては、「開催中止」が決定いたしました。予め、ご了承くださいませ。

 

昔は、大阪の各地で見られたお盆の風物詩「精霊流し」。

故人の霊をお供え物と一緒に精霊船へ乗せて、お見送りするお盆の伝統行事です。

 

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【中之島の精霊流し】

 

DATE|2023/8/15/Tue(雨天決行/荒天中止)

台風7号接近の影響で、本年度の「中之島の精霊流し」につきましては、「開催中止」が決定いたしました。予め、ご了承くださいませ。

OPEN|16:00 (CLOSED20:00)

PLACE|玉江橋南詰西側(中之島バンクス遊歩道)

INFO|中之島の精霊流し事務局(E-Mail : info@b-a-p.com / Tel : 06-6446-0860)

 

<主 催> 北区地域活性化事業推進センター

 

 

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中之島精霊流しへのご案内 / 田野 登(民俗学研究者 文学博士)記

 

みなさんは、精霊流しということばをご存じでしょう。

盂蘭盆会に家庭でお祭りしたホトケさんを川に流すといった民俗行事です。

宗旨により、精霊流しをなさらない家庭もありますが、特定の仏教の宗派で行う行事というもの
ではありません。

 

私は、毎年、8月13日夕方、お盆にはホトケさんをお迎えし、お祭りし、お送りしています。

子どものころの玉江橋での精霊流しのことを思い出します。

阪大病院前の玉江橋は8月15日の宵には先祖さまを送る橋となる。

餓鬼さんにもヒモジイ(空腹な)思いをさせないようにと、盆棚の果物などの、お供え物を船にした
紙箱に載せて流した。

紙箱の船に蝋燭を立て、橋を降り、闇の中そーろっと川に浮かべた。

いつも、「船」が見えなくなくなるまでに蝋燭の火は消えていた。

 

そもそもお盆に来られるのはどなたなのでしょう。

わかっているようでわからないのです。

経木に戒名を書いて仏壇にお祭りする先祖さまたちとは別に餓鬼棚を設けている家庭があります。

私の家では、日に3度のお供えと一緒にあげたお茶湯をお下げする際、貯めておいて夜に四つ辻に撒きに行きます。

その時には「餓鬼に施す。餓鬼に施す」と唱えます。

亡母からは、このお盆の時期には、家に祭られぬ喉を渇かした霊が道端にいるので、お茶湯をやると
聞かされております。

 

8月15日、昼下がりともなれば、持って往んでもらうためのシラムシ(白蒸)や、白玉の送り団子も用
意します。

お供え物は足が速いからとか言って、なぜか早く往んでもらいたがりました。

夕方ともなれば、お勤めの後、仏壇のリン(鈴)を鳴らし、門口でオガラ(苧麻)を焚いて送ります。

 

ホトケさんを、どのようにして送るのか。

送り火を観光にする都市もありますが、北摂池田のガンガラ火祭りなども早くから行われております。

盛大に精霊船を仕立てたり、燈籠流しをする地方もあります。

東北地方のネブタのような睡魔を祓う行事も同系列の民俗行事です。

大阪の夏の風物詩となれば、天満天神の盛大な船渡御が挙げられます。

この行事の原形は鉾流し神事に認められます。

その神事は、夏を無事に過ごそうとする夏越の祓であり、遡れば疫病神送りにまで行き着きます。

どこか、餓鬼さんを送る精霊流しとも似てきます。

 

今、一度、精霊流しで送り出されるのはどなたかを神仏の枠組を取っ払って考えてみますと、水の都
大阪に培われた民俗文化の一端がみえてくるでしょう。